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☆ エフエム石川 放送担当部長 安地昭博さん ☆

RAD GUESTは！エフエム石川 放送担当部長 安地昭博さんにインタビュー！
石川県の今、復興状況、これからのことなどを伺いました。

1月1日、思いもよらないタイミングでの能登半島地震…。
安地さんは、局内の事務所で仕事中に被災。物が散乱、CDが落ちたりしたそうです。
また、午後4時30分から生放送があり、急いでスタジオへ向かったとのこと。
エフエム石川のある金沢市は震源地の珠洲市から140～150km離れていますが、震度5強を観測する大きな揺れ。
金沢市内では一部、土砂崩れで家が倒壊、沿岸では液状化で隆起するなどの被害も…現在は日常生活に戻っているそうですが、地震の前に比べ観光客が減っているとのこと。
石川県は大きく能登地方、加賀地方という南北のエリアになっていますが、金沢市を含む南エリアの加賀地方ではお店も営業しており、観光客が来ても問題がない状況になっているそうです！

やはり能登地方の被害が大きく、今も断水、停電、避難生活が続いている地域が多い状況…
中でも、今も特に必要とされている支援物資の多くは、やはり水。
生活用水としても、生きる上でも必要不可欠ですが、加賀地方にある 白山を源とする一級河川で取水地の手取川から能登地方まで、100km以上を通る水道管が、取水地を含め、貯水池、浄水池いずれも全てが被災…復旧にはまだまだ時間がかかるとのこと。

個人ボランティアに関しては災害ボランティアセンター、団体は総務省の災害専用フリーダイヤルで各種の支援処置の相談を受け付けているそうです。
現地へ行く前に、まずは相談から態勢を整えましょう。

「復興はまだまだ始まったばかりで、大変な声も寄せられますが、一方で道路や電気水道が少しずつ復旧してくる中では、復興の歩みが進んでいることも伝わってきています。加賀地方では、極端な言葉としては『自粛は何も進まない、自分達が復興のエンジンとならなくてはいけない！』という方もいらっしゃいまして、予定していたイベントを急遽チャリティイベントに変えたりして、能登を応援して復興の力になっていく！という空気があります。」　と、地元の方々の力強いお言葉やお気持ちを話してくれました。

石川県では、3月16日から4月26日宿泊分までの期間で、北陸応援割「いしかわ応援旅行割」(第一弾)を実施。
北陸新幹線の 金沢駅～福井県敦賀駅間 延伸開業で、石川県には小松駅と、加賀温泉駅が増え、観光客をお迎えする準備を万全に整えているとのこと！どんどん北陸へ行きましょう！

今日 3月11日は、東日本大震災から13年の日。
今年1月1日 のどかなお正月に起きた能登半島地震は、まさに Fantastic Date fm RAD DAY 3.5 開催に向けて準備を進めていた最中のこと… 震災を経験したラジオ局 Date fm として、イベント開催にあたり、素通りできない出来事でした。
Date fmだからこそ、被災地へ向けて何か出来ることはないか、何かを届けることはできないか、伝えられるメッセージがあるのではないか…ライブ、音楽、会場の歓声、お客さんや出演アーティストの声 思いやパワーを石川県へ送りたい…！そんな思いと共に開催しました。

そして、ライブにお越しいただいたあなた、アーティスト、沢山の方々のご協力のおかげで、エフエム石川でもRAD DAY 3.5 SPECIAL PROGRAM のO.Aが決定しました。
3月31日(日) 20:00~ 同時O.Aとなります！本当にありがとうございます…！

「先日、車で能登に行ってる時に車内でラジオを聴いていたのですが、色んな言葉もありがたいのですが、やっぱり音楽は気持ちの邪魔をしなくてとても良かったなと思っております。そんな音楽を東北から届けて頂けるということで、同じ被災地として、声や気持ち、メッセージには力を感じると思います。」　と、安地さんからもお言葉を頂きました。

RAD DAY 3.5にご出演いただいたBiTE A SHOCKのメンバーRiNAさんは石川県のご出身。"自分達の音楽で石川を元気にしたい" イベント当日はそんな思いも話していただきました。

石川県へ届きますように…

【エフエム石川 HELLO FIVE】