三大ギタリストが夢の共演！？
伝説のライヴを追体験する妄想フェス

コロナをきっかけに生まれた企画、ラジオの中だけの架空のフェス「#妄想フェス毎月開催!?」。Date fmでは、この架空のフェスを毎月1回開催してきました。

今回はその特別版としてお送りします。「#妄想フェス毎月開催⁉ VOL.35The A.R.M.S. Concert 1983」は1983年9月20日に開催された伝説のチャリティ・コンサート。フェイセズのベーシスト、ロニー・レインが苦しむ原因不明の難病「多発性硬化症」の治療にあたる団体を支援するため、ミュージシャンが集結しました。

難病に苦しむ友人ロニー・レインの身を案じたクラプトンは、プロデューサーのグリン・ジョーンズと共にミュージシャン仲間に声をかけ、豪華なラインナップが実現。中でも目玉は、自身もかつて所属したヤードバーズのメンバーでもあった三大ギタリストによる共演。

エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジの3人が同じステージに立つのは初！しかもジミーが手にしているのはレス・ポールではなくBベンダーという特殊な装置付きのテレキャスター。そのほかもスティーヴ・ウィンウッド、チャーリー・ワッツ、ビル・ワイマン、サイモン・フィリップスらが夢のセッションを繰り広げます。

2月19日の妄想フェスは、タイムスリップ・コンコルドに乗って1983年ロンドンのシティ・オブ・ウェストミンスターにある、ロイヤル・アルバート・ホールへひとっ飛びして夢の共演をお楽しみいただきます。

ロニーはその後アメリカに移住して活動を続けますが、再び病状が悪化し、1997年6月4日に51歳で他界しました。そしてもう一人、この日のラインナップから、ジェフ・ベックが2023年1月10日、旅立って行きました。これで再び三大ギタリストの共演は叶うことが出来なくなってしまいました、ぜひこの機会にお聴きください。

#妄想フェス毎月開催⁉ VOL.35
The A.R.M.S. Concert 1983
●日時：2023年2月19日（日）
　　　　開場・開演/19:00 終演/19:55
●出演：妄想DJ・ワタナベ智之