2022.8.18
🎵タイムフリーでどうぞ!
☆ 蔦屋好位置さん ☆
RAD GUEST初登場!
マイスタジオから登場してくれました!KERENMI 蔦屋好位置さん!
«今、最も影響力のあるプロデューサーなんじゃないかなって思ってます!» と、既に興奮気味のナカムー!
「いやそんなことないっすよ全然!まだまだ売れかけですよ、僕ずっと!笑」 と、腰が低すぎる優しいお方!笑
――音楽に触れたのは何歳?
「3、4歳のとき、ピアノを半ば無理やり習わされたって感じじゃないですかね、あんまり記憶ないですけど。いやいやながら、多分音楽自体は好きだった。よく歌とか歌ってたみたいですね。ルビーの指輪、マッチ、流行ってる歌謡曲とか。歌番組とかも好きでした。小学生の頃、ザ・ベストテンとかトップテンとか、夜のヒットスタジオとかやってたんですよ。そういうのをよく見てましたね。」
――自分自身で音楽を始めたのは?
「ピアノと同時にエレクトーンをやっていて、そこで結構、真面目に作曲とかもしていたんですよ、中学とか。インストなんですけどね。歌物の何かをやろうと思い始めたのが高校生くらい。」
――バンドを組んで?
「そうですね。鍵盤を弾けるのがなかなか男の子でいないということで。引く手あまたというか、いろんなバンドで当時流行ってたロックとか邦楽とか、みんなに色々弾かされるというか。それが結構勉強になりましたね。」
――そこでプレイヤーとしてのめり込んでいったんですか?
「やりながらも、周りは流行ってる曲が好きだけど…僕は僕でなんか、やっぱり音楽が好きだと、なんて言うの…こんなんじゃなくてもっといいのあるよ!みたいな、そういう時期あるじゃないですか!変な尖った意識。中高大学くらいまでは、洋楽の特にヒップホップとかばっかり聞いてたので。自分でトラックメイクとかするようになったのが高校生くらいとかですかね。」
――メジャーシーンに足を踏み入れたのは何歳くらい?
「大学の時で、それもジャズ研に入ってジャズを真剣にやろうと思ってたんですけど、ピアノがそこまで上手くなかったので、ジャズ をサンプリングしたヒップホップが好きだったから、トラックを作ったりしていた頃にバンドやらないかってお誘いがあって。20歳くらいの時かな?26年くらい前。その時にインディー盤で出したCDが結構話題になって、メジャーでやるようになった感じですね。」
――そこからプロデューサーとしての仕事もやっていくんですね。
「少しずつですね。最初はバンドで亀田誠治さんのプロデュースでデビューさせてもらって、そのバンドがあんまり上手くいかなくて解散してからですね、プロデューサーとしてやってきたのは。」
――トラックを作ったりアレンジするのがお好きだったんですね!
「そうですね、子供の時から。なんか給食の時間に音楽がかかるじゃないですか。それについて文句言いながら飯食ってたらしいんですよ。全然覚えてないんですけど。なんでこの曲ここをこうしないんだ!みたいなことを言いながら飯食ってたらしくて!こないだ小学校の友達に久しぶりに会ったら『お前そういう奴だった』って言われて。嫌な奴だなって思いますよ本当に、人の曲に対して。笑」
――当時から気質が出てますね!笑 そして、プロデューサーの活動と並行してソロプロジェクトKERENMIを始動。きっかけは?
「昔からやりたいと思ってたんです。それこそ高校生くらいの頃から。当時はテイ・トウワさんとか大沢伸一さんとか、プロデューサーの花形みたいな人達が活躍していて。例えば小山田圭吾さんもCorneliusって別名義で、活動がわかりやすく違うものをやってたり。そういったものに結構憧れがあって。坂本龍一さんも映画音楽をやりながら、POPSも実験的な音楽もやるし。そういう多岐に渡る活動をされている先輩達がいて。自分も、好きが一方向じゃないので、色んなことがやりたいなって。そういう意味でプロデューサーをしていると色んな人とやれるので、非常に自分の音楽的な充足感はあったんだけど、あくまでもアーティストの作品なので。自分から発信していくものが何かやりたいなっていうのは、20年くらい考えてたことです。」
――移籍して第一弾のDigital Single「ふぞろい feat. Tani Yuuki & ひとみ from あたらよ」リリース!ボーカルの2人を選んだきっかけは?
「曲自体は何十曲もあって、その中から自分の気に入った曲を出したいと思ってたんですけど、スタッフの皆さんからこんな人どうですかって提案もして頂いて、その中に2人が入っていて。Tani君て "Myra" の人だ!とか、あたらよも "10月無口な君を忘れる" っていうヒットした曲をTikTokで見て知っていたので。ちゃんと聴いたら、めちゃくちゃいいなこの2人!と思って。ストックがある中からじゃなくて、この2人が歌ってくれるんだったらって気持ちで、新しく作った曲です。」
――どんなメッセージを込めたんですか?
「制作モードになると、眠ってるときに夢で作曲する時があるんですよ。最初の始まりの部分はデビルマン歌詞と一緒なんですけど、そこが勝手にメロディと一緒に出てきて。ボイスメモに録音しておいたんですね。そこから先を起きてから作って。TikTokを見てると、やたらと…あなたのなんとかな人!って浮気調査みたいな、そういう広告がよく出てくるんですね。でも、男女のそういうことって太古の昔からそうなんだろうなって思って。例えば、僕の子供の頃は3年目の浮気ぐらい〜って曲があるじゃないですか!笑 あれおもろいなと思って!なんかデュエットソング出来ないかなって考えたり。あとはアルバム全体のコンセプトを考えていて、コロナ禍で自分のアイデンティティ、色んなことを考える時間が多かったと思うんですけど、そんな時に自分は、結局日本の歌謡曲が好きなんだなって。KERENMIで先鋭的なことをやろうって気持ちは勿論今でもあるけど、それよりも自分のルーツの部分は正直にいきたいなと思って、敢えて今回歌謡的なメロディにしたところがあります。」
――歌のニュアンス、ボーカルだったり、主人公の設定も明確。
「設定は結構考えますね。考えるけど、他の人のアレンジが入ってくれるときに、必ず自分の考えより先のものが入ってくると思うんですね。それは曲を聞いて第一印象のものだと思うので、それをなるべく否定しないように、受け入れるようにしてやるのが、今 人とやっててすごく楽しいですね。」
YouTubeには、制作中の映像もアップされています!是非チェックしてみてください!
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ありがとうございました✨