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2025.1.29

人生の半分以上は極貧生活!?シューベルトの人生
仙台フィルWave Symphony actIX

仙台フィルハーモニー管弦楽団とDate fmが、クラシック音楽の魅力を伝えていくクラシック音楽入門 プログラム「Wave Symphony」。クラシックに関する素朴な疑問や、名曲と共に振り返る大作曲家の人生、クラシックコンサートの作法や楽しみ方など、毎回テーマを設けて分かりやすくお伝えしています。

今月は「シューベルトの人生」を紹介します。ベートーヴェンやショパンなど、これまで紹介してきた大作曲家たちは、名声や富を追求する、いわゆる“孤高の天才”。しかしフランツ・シューベルトは違いました。シューベルトは何よりも“仲間と演奏する時間”を大事にしていて、自分のためというよりも、「仲間と楽しく演奏をしたい」がために、多くの作品を生み出していました。

「曲が売れなくてもいい」「名声もいらない」という気持ちで作曲家をしていたために、人生の半分以上は極貧生活をしていましたが、それでも彼は仲間と共に楽しい時間を過ごしました。彼の作品はほとんど明るい曲ばかりで、「仲間と演奏したら楽しいだろうな…」という想いがにじみ出ています。そんなシューベルトの音楽で、寒いこの時期少し”ほっこり”としてください。


仙台フィルWave Symphony actⅨ

●日時:2025年2月2日(日)19:00~19:55
●出演:高平響、山本純(仙台フィル団友)、関野寛(仙台フィル事業部)