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2024.8.17

8月はBLACK POWER!
マイケルも憧れたシンガー、ダイアナ・ロス

33rpm SEASON IV(2024年8月24日OA)No.235
ダイアナ・ロス『愛の流れに』


アナログ音源専門プログラム「33rpm」。
8月はブラック・パワー、ブラック・コンテンポラリー、ソウル・ミュージックをお送りしています。今回は、ダイアナ・ロスのアルバム『愛の流れに』です。


あのマイケル・ジャクソンも慕っていたシンガー、ダイアナ・ロス。本名ダイアナ・アールは1944年3月26日、ミシガン州デトロイトに生まれました。ハイスクール時代に、友人のマリー・ウィルソン、フロレンス・バラード、バーバラ・マーティンとプリメッツというグループを結成してキャリアをスタート。



61年にモータウン・レコードと契約、シュープリームスとしてデビューしました。はじめはヒットに恵まれませんでしたが、モータウンの専属ソングライター・チーム、ホーランド=ドジャー=ホーランドと組むようになって売れ始めます。64年の「愛はどこへ行ったの」が初の全米No.1になると「ストップ・イン・ザ・ネイム・オブ・ラヴ」「恋はあせらず」など12曲ものNo.1ヒットを生み、世界のトップ・アイドルとなりました。



ところが69年にダイアナは、グループを脱退してソロ活動を始めます。1970年のソロ・アルバム『エイント・ノー・マウンテン・ハイ・イナフ』からタイトル曲が全米1位となったのをきっかけに、73年の「タッチ・ミー・イン・ザ・モーニング」、マーヴィン・ゲイとのデュエット「ユー・アー・エヴリシング」などヒットを連発。



また1972年に伝説のジャズ・シンガー、ビリー・ホリデイの伝記映画『ビリー・ホリデイ物語/奇妙な果実』で、アカデミー賞主演女優賞にノミネート。76年のアルバム『愛の流れに』からは、主演映画のテーマ曲「マホガニーのテーマ」そして「ラブ・ハングオーバー」が全米1位を獲得しました。



80年にはディスコの波に乗り、シックのナイル・ロジャースとバーナード・エドワーズのプロデュースによるアルバム『ダイアナ』から、「アップサイド・ダウン」が全米1位に。81年にはライオネル・リッチーとのデュエット「エンドレス・ラヴ」もNo.1に輝きました。



その後モータウンからRCAへ移籍、84年に亡くなったマーヴィン・ゲイに捧げた「ミッシング・ユー」、85年のUSAフォー・アフリカでの「ウィー・アー・ザ・ワールド」以外は
目立ったヒットに恵まれず、89年にモータウンに戻ってきます。



90年代以降はTV映画出演などありますが、個人的なトラブルや、シュープリームスの再結成ツアーの失敗などから表舞台から遠ざかります。しかし2021年には22年ぶりとなるオリジナル・アルバム『サンキュー』をリリースしました。


ダイアナ・ロスのアルバム『愛の流れに』
SIDE A

「マホガニーのテーマ」
「愛の流れに」
「ラブ・ハングオーバー」
「キス・ミー・ナウ」

SIDE B
「マイ・チャイルド」
「エデンの園」
「愛のとまどい」
「アフター・ユー」
「スマイル」

ダイアナ・ロスのアルバム『愛の流れに』いかがでしょうか?
ちなみに、シンガー、映画スターと多才なダイアナ・ロスは、主演した映画「マホガニー」では、自身で衣装のデザインまでも手掛けたそうです。

★ダイアナ・ロス オフィシャルサイト

33rpm『愛の流れに』ダイアナ・ロス
●ON AIR:2024年8月24日(土)21:00~21:55

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